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江東区西大島の整形外科・リハビリテーション科 西大島よしざわ整形外科

江東区西大島の整形外科・リハビリテーション科 西大島よしざわ整形外科|腰痛 肩こり 関節痛

〒136-0072 東京都江東区大島1-34-12 菅沼ビル2階

TEL:03-5875-3400

都営新宿線「西大島駅」より徒歩2分

整形外科専門医在籍

肩腱板損傷

肩甲骨と腕の骨をつないでいる腱板が損傷、断裂してしまうものです。

腱板の断裂は若い人にはあまりみられない病気で、50~60代以降の方に多く発症します。特に仕事やスポーツで肩を酷使してきた人は注意が必要です。

症状

腱板の損傷の具合で症状は変わってきます。

腱板損傷

完全に断裂しておらず炎症程度であれば、以下のような症状が現れます。

  • 軽度の運動時痛や夜間痛
  • 腕が上げる際に痛みがある、ひっかかりを感じる
  • 腕に力が入らない

腱板断裂

転倒や重量物挙上による完全断裂時は強い疼痛が生じ、加齢性に日常生活の中での繰り返される動作にて徐々に損傷・断裂した場合はそれほど強い疼痛は生じないこともあります。

原因

肩腱板の損傷の原因はおおよそ、半数が明らかな外傷によるもの、残りの半数が日常生活での動作の中にあるとされています。

腱板付近の骨が老化によって変性し、また長年の肩への負担が原因となる場合が多いです。

完全断裂の場合は、重い物を持ちあげたり、転倒した際の急激な負担が原因で断裂してしまう事があります。

治療

腱板が損傷、断裂してしまった場合の治療には、保存療法と手術療法の2つがあります。

損傷の程度に合わせて治療を選びましょう。

保存療法

保存療法は肩腱板の損傷程度が軽度の場合に行われます。

具体的には

  • リハビリテーションで肩の訓練を行う
  • 痛みの軽減のために、消炎鎮痛剤やヒアルロン酸の注射を行う
  • 超音波・干渉波等で疼痛緩和を計る。

などがあります。

軽症であれば、保存療法によって大分痛みは取れていきます。生活に支障が出ることはないでしょう。

手術療法

保存療法でも痛みが取れない場合、肩腱板が完全に断裂してしまった場合には、手術による治療が必要となります。

内視鏡を使っての手術で、断裂してしまった腱板を再び骨に縫い付けていきます。

手術後はしばらく肩を固定し、その後リハビリテーションで少しづつ肩を動かせる範囲を広げていきます。

専門医による診断を

肩腱板の損傷は、よく五十肩と間違われてしまいます。

どちらも肩に痛みがあったり、腕が上がりにくいことが特徴です。

しかし、五十肩は関節周りの筋肉が疲労しているだけなのに対して、肩腱板損傷は腱板が傷ついてしまっており、そのまま放置すると損傷が悪化、または完全断裂まで引き起こされてしまいます。

歳のせいだと自身で判断をせずに、肩に痛みがありましたら整形外科を受診してみましょう。

また、既に五十肩と診断され治療をしているのに、なかなか痛みが取れないという方も、腱板の損傷を疑ってみてください。

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問診票を事前にダウンロード、印刷記載し持参いただくと待ち時間短縮できますのでご利用ください。

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